[楠本さんへの回答1]
>>hidetarou さん
>該当する論文はどれなんでしょうね。
まだ未開示分にあるんですね。開示された分の中にマウスでの酸浴実験のことが書かれていますから、4月に投稿された最初のネイチャー論文を意味しているのだと思います。この件に関する倫理審査委員会での審査は2012/4/27です。手記95Pによればそれ以前にすでに若山さんは自分の血液を提供して小保方さんに酸浴実験をさせているんですね。その残存試料が木星リストにあることは衆知のことですね。マウスとヒトではESでも培地が全く違いますからこの段階ではまだできるかどうかを試しているだけだと思っています。木星さんは若山さんの会見でキメラ作成を手伝っただけなんて言っておきながら、その実深々と関与しているではないかと批判しましたね。
[楠本さんへの回答2]
計画書にはntES化のことは何も書かれていませんが、ntES化していないとも書かれていないことに注意されておいてください。研究に秘密はつきものです。ただ仮にntES化していても申請書が嘘の記載にはならないように書くことはできるんです。
それからご存じだと思いますが、ヒト細胞をクローン胚に入れるときには厳しい制約があるということを確認されておいてください。不妊治療等で体外受精卵を何個か作るんですが、使わなかった余りで廃棄されるもので、当人の許可のあるもので、医療目的の基礎研究で使用許可をとった凍結されたもの等々の条件をクリアしたものだけです。
[楠本さんへの回答3]
具体的には、共著者の野老さんは名古屋のそういう不妊治療病院勤務の博士さんで若山さんのところに技術取得目的で勉強に来ています。若山さんは当然そこの院長先生とは知合いですから、そういうところから入手して研究を行うわけです。ヒトクローンなんてとんでもないですからね。日本では逮捕されますよ。つい最近野蛮な赤色チャンコロはやりましたよね。馬鹿な奴らです。政治犯の臓器売買なんてやってるやつらですからね。ア゛ーーーーーッ! オゾマシイ。以上です。
[GOFのFI幹細胞の件1]
DORAさんのブログで一つの論証を書きました。STAP論文に書かれているキメラが、特にF1キメラが、太田ESによる捏造キメラではない場合、では何であるかに関して、論文通りにできたキメラであることはあり得ない。従って考えうる可能性として一番高いのは小保方細胞核を使ったntESであろうというものです。アクロシンキメラの残存試料は現存していますから、これが太田ESによる捏造でない場合は、論文通りにあったと考えるのがまず第一段階ですが、これがあり得ない論理構造になっている理由は、太田ESでは無いという論証自体の中に含まれている。
[GOFのFI幹細胞の件2]
つまり、太田ESによるFLSの捏造コンタミが無い以上、学生が小保方さんに渡したntESによるGLSの捏造も無かったことになるが、小保方さんの<■■由来→小保方>と聞き取り調査されている木星リスト102番の
が2014/8/1に管理部署から松崎氏によって持ち出され解析を受け、GLSの方は木星リスト28番から40番のうちの丹羽さんが2014/4/22に核型解析に出したGLS-1と11を除くGLS-1~13及び、木星リスト122番のGLS-1~12と123番のFLS-1~8と13(FLSは8ラインしかないのでGLS13の間違いと推定される)の内の13が2014/10/21に松崎氏によって持ち出し解析された結果、両者の間に、あの有名な<4)X 染色体上の構造異常(大きな欠失+末端重複逆位接続)が同一 (7P)>という事実が発見されました。
[GOFのFI幹細胞の件3]
因みにこの一致は具体的にはとあるようにGLSは1を使っているので木星リスト122番のGLS-1が使われている。木星リスト28番のGLS-1は丹羽さんが核型解析に出すために持ち出しているので松崎氏は持たない。序に桂報告書の杜撰さの例だが以下のの部分はGLS-1~13の間違いで、CTSの株と混同しているが、この間違い自体にも書き手の内心が現れている可能性もあって、書き手はCTSが気になっていたのかもしれませんね。というのも、その問題意識は今の私と同じものです。裏返すとSTAPがntES化されているという可能性に気づいていたということになるんですけどね。
>>
STAP 幹細胞 GLS1 と GLS11〜13 は、若山氏の実験ノートによると、小保方氏が GOF マ ウス細胞から作製した STAP 細胞を用いて、若山氏が 2012 年 1 月 31 日に樹立したこと が判明した。 (7P)
[GOFのFI幹細胞の件4]
ともあれ、この両サンプルの一致という桂報告の推論であると小保方さんの捏造コンタミを示唆するはずであった重大な証拠が、小保方さんの太田ESのコンタミは無いという証明から、逆に若山さんによるサンプルの中身の入れ替えを証明することになり、この入れ替え時期が2013/3/31の山梨大への移転引っ越し直前までに行われていることになり、小保方さんと笹井さんによる論文リヴァイズ中であることから、もうこの時点で、論文がアクセプトされてしまったときにはESコンタミで逃げるという準備がされていたと分かリます。彼は事件化してから言い訳を始めたのではありません。一年前から万が一の準備をしていて、とうとうアクセプトされそうだと判断してから各種のリークを始めているんです。本当にできているのにこんなことをするはずがありませんね。
[GOFのFI幹細胞の件5]
「僕のマウス」を渡したという言い訳は実はもっと早く準備されていて、これは2012年の4、5月になります。FLSのジャームライントランスミッション確認中に行われている。この実験はキメラマウスの成長を待って行いますから(キメラ胚から出産まで20日、成長に50日、子供の出産に20日で、合計90日で4月の末か5月の始め)そういう時期になる。若山さんは小保方さんが山梨大の助手を二つ返事で受諾すると思っていて、その条件提示のできる2012年の初旬である2011年の年度末までキメラができたよと嘘をついて時間稼ぎをしていたんですが、来てくれるということになったらntES化して性質を調べようとしてるのさと説明できたんですが、ここで彼女は論文ができるまではヴァカンティ先生の所属を変えられないと返事したと推定されますね。
[GOFのFI幹細胞の件6]
それでもちゃんと説明すればよかったと思いますが、若山さんはあきらめ切れなかったんですね。ntES化しているという事実を打ち明けないままに、彼女に論文を書かせる段取りをつけ、同時に自分たちのntESの研究に誘い込もうといろんな実験を見せている意味合いもあるんですね。小保方さんは自分の細胞に夢中でntESに関心がない。胎盤蛍光の話もこの時期になる。
[GOFのFI幹細胞の件7]
そうこうする内にヴァカンティが2012/4/24に特許仮申請してしまった。事前に小保方さんから若山さんはその動きを聞いていますね、彼女が山梨に来てくれたらヴァカンティにはESコンタミだったみたいということで済む話ですから、渡したのは「僕のマウス」なのに、半分GFPがこなかったと小保方さんに仄めかしたんです。だから木星リストに小保方さんが+/-表示したんです。4/19にはもう「僕のマウス」のESを樹立開始していますね。持ち出しリストにはESもTSのどちらも5/25とされていますが、嘘ですね。実験ノートにあったから桂報告書のリストには4/19と書かれているんです。このESは胎盤の光るキメラの実験のコントロールとして作られたと説明されている。このあたりの事情に関しては後にもう一度検証します。
[GOFのFI幹細胞の件8]
胎盤の光るキメラは3月中には小保方さんに渡されている。<4月頃には>FI-SCの実験を開始していたようだと手記100Pにありますね。私の仮説ではこのキメラは無論小保方細胞核をntES化したものをキメラ胚に入れたFLSから作られている。つまり若山さんの作る幹細胞キメラの胎盤が光ったという話なんです。そもそも若山さんは小保方さんの細胞に関してそれほど期待して山梨に誘っているのではなくて、自分たちの研究に参加してntES分野でのブレークスルーを期待していたと思いますね。それがこの幹細胞化の研究を通して彼女に論文を書かせようとしていた理由だと思います。興味を持って欲しかったんでしょう。
[GOFのFI幹細胞の件9]
ここまで、キメラはntESで作られているということを若山さんはヴァカンティと小保方さんに説明していませんが、これって何の犯罪でしょうかね。論文は三誌すべて結果的にリジェクトされている。若山さんは論文は必ずリジェクトされると判断していたと思います。自分が査読者だったら落とすでしょ。酸浴させてナイフ切り分けしたらキメラができたって誰も信じやしませんね。現に若山さんは自分自身がそんな作り方をしてないと知ってる。ヴァカンティのティシュー誌に掲載してたらいいじゃないか。誰にも再現なんかできやしないよ。ESコンタミだったかなあで終わりだ。「僕のマウス」を渡していたんだけど、そういえば半々にGFPがきたからなあ、とヴァカンティには後で説明したらいい。小保方さんが自分のラボに来てくれさえすればそれでいいんだ。
[GOFのFI幹細胞の件10]
ところが、ヴァカンティはそうしなかった。一流誌にこだわったのはヴァカンティで、デイナがニューヨーカーに書いた以下の記事の中に彼の言葉が書き留められている。小保方さんに向かって言った言葉でしょうね。若山さんは困ったでしょうね。
[GOFのFI幹細胞の件11]
>>
In the spring of 2012, Vacanti, Obokata, and Wakayama made their first submission to Nature. The journal rejected their manuscript, arguing that they had failed to prove that the cells had converted: perhaps they had simply isolated other stemlike cells within the tissue, or perhaps the samples had been contaminated with embryonic stem cells. Reviewers at Cell and at Science concurred.
[GOFのFI幹細胞の件12]
“The bar to say you’ve demonstrated your hypothesis is correct is very high for those journals,” Vacanti says. “It’s a lower bar for other journals. Do you decide to try to jump over a lower bar or do you jump higher?”
[GOFのFI幹細胞の件13]
若山研とヴァカンティ研の内輪の話を世間に持ち出したのは誰かということは繰り返しません。若山さんは本当のことも言えずにとても追い込まれてしまったんですね。でも最後まで論文がリジェクトされる可能性が高いと期待していたでしょうね。3誌のことがありますからね。論旨は何も変わっていない。リジェクトされて当たり前だ。加えてレターなんてと、その予測と笹井さんと丹羽さんの名声が結果的には災いしたんですね。とうとう通りそうになって、若山さんは万が一のために考えていたシナリオを実行せざるを得なくなったんでしょうね。通ってなかったら収まっていたかもしれません。2013年の8月に笹井さんと話をした。その時が最後のチャンスだったかもしれません。取り合えず以上です。私にとっての問題はこれからです。
- 2019/06/01(土) 10:37:51|
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