濃く出ている3本の線はGel2の2Nキメラのリアレンジメントがあった証拠と考えざるを得なくなりましたね。我々はこの実験時に白血球が入ったとみていますが、もしそうでないとしたら、我々のntES仮説は間違いであったということになるでしょうね。前々記事で既に小保方さんは太田ESを渡していないと証明している。ではなぜキメラができたのか。論理の導くところ本物であったということになる。
こうなると若山さんの罪は重大だということになってしまいますね。できているものを何らかの理由で隠し込み、人一人を自殺に追い込んだということになる。
我々の推論はSTAPキメラとは別の実験の結果に関して、リクルート上の理由で時間稼ぎのために小保方さんに対して罪もない嘘をついたことが事件の発端で、その後の経緯から最後までこの嘘を正直に説明する機会を失ってしまったことが事件の真相なのだというものですから、若山さんの小さな直接的な原因以外に周りの人々が欲得づくで動いたことが事件をこれほどまでに拡大したのだということになりますが、もしキメラが本当にできていたのに若山さんが中心になってその論文を取り下げたのだとしたら、これは刑法犯になりそうですよね。
ただ、そういうことを推測させるどんな証拠や情報も我々は持っていない。我々の選択すべき道は一応今の段階ではntES仮説以外には無い。仮にその道が行き止まりだったら、どの分かれ道まで戻ったらいいのでしょうかね。途方に暮れることになるでしょうね。
さて、登場人物たちは我々をどこに連れて行くのでしょうか。話を聞いてみましょうかね。
- 2019/07/02(火) 06:47:12|
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マウスのJ2セグメント数は蛋白質を作る働きとして存在しているのは6個のようです。5番目と6番目のセグメントの間にpseudogene segment(偽遺伝子)と呼ばれる配列があって、これは正常であったセグメントに突然変異でストップコドンが入ってしまったりして機能を失ったものです。TCR再構成の時には認識されるのでPCRにはかかってくる。従ってバンド数としては7本になる。例の九大の教科書は機能の話をしているので6個で正しいんですね。ただseudogene segment(偽遺伝子)の説明を省略しているだけです。
ではバンドの識別としてはどう表示するかというと、どうやら決まりが無くて、J2の1,2,3,4,5,6(=pseudogene segment),7と書く場合と、J2の1,2,3,4,5,pseudo,6と書く場合があって紛らわしい。
アルイミオウジ氏が最新で紹介している論文は以下です。
①The T cell receptor β enhancer promotes access and pairing of Dβ and Jβ gene segments during V(D)J recombination
*ttps://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC263837/
ここではJ2の1,2,3,4,5,6(=pseudogene segment),7という書き方ですからJ2.7が出てくるんです。
同じグループの研究のようですが我々が見つけた論文がある。
②Control of V(D)J Recombinational Accessibility of the Dβ1 Gene Segment at the TCRβ Locus by a Germline Promoter
*ttps://www.cell.com/immunity/fulltext/S1074-7613(00)80031-X
こちらではJ2の1,2,3,4,5,pseudo,6という書き方になっている。バンド数はあくまでも7個ですが、最後のセグメントナンバーはJ2.6になるんですね。紛らわしいですが、分かってしまえば大した問題ではないですね。そう思えばいいだけです。
問題はGLバンドの意味ですね。裏返すとGLとされているPCR産物のプライマーが何かということになるわけです。小保方さんは周知の如く、(Dβ2: 5′-GCACCTGTGGGGAAGAAACT-3′ and Jβ2.6: 5′-TGAGAGCTGTCTCCTACTATCGATT-3′)で挟みましたからね。GLはDβ2-Jβ2.6の間で一切の切り取りの無い配列ですね。つまり
D2-J2の123456(*GL)
の配列の断片産物ですね。ただし、このJ2.6の(5′-TGAGAGCTGTCTCCTACTATCGATT-3′)がpseudogene segmentのプライマーなのか、①の数え方ではJ2.7であるが②の数え方ではJ2.6であるセグメントのプライマーなのかはわかりません。常識的には後者ですけどね。
そこは誰も気づかなかったのかという我々の疑義に関係した問題です。
その問題と全く別にアルイミオウジ氏が誤読しているというか、よく読んでないことによるGLに関する誤解は別ですね。①②の論文ともにプライマーが複数使われていて、だから一番長い配列がGL になる。小保方さんはD2-J2.6で挟みましたからD2-J2.1という繋がりは何も切り取られていない配列でGLになるんですが、①②の論文はもう少し前ともう少し後ろで挟んでいる。だからGLバンドとD2-J2.1が別のバンドになっているんです。従って彼が以前どこかから持ってきたゲルの画像から類推して小保方さんの論文のリアレンジバンドを推定している図は間違いです。
- 2019/07/01(月) 18:54:08|
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ヒトは7個のはずですがね。教科書に書かれている。マウスが分かりませんね。ネットの情報は不確かのようです。他所のトゥイッターで何か調べられているようですから結論を待ちましょう。その間、小保方さんが太田ESを使ったなんてことは無いのだということを何度も蒸し返しておきましょうかね。登場人物さんたちお願いします。
- 2019/06/30(日) 16:42:04|
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なんとマウスのJ2の方が6個と判明したようです。7個と書かれているArticle Extended Data Figure 2-gの概念図はヒトのTCR遺伝子でした。どこまで続くぬかるみぞ。でも、とりあえず我々の認識の方は正しく修正しておきましょう。17通りですね。
01.D1-J1の123456-D2-J2の123456(*GL)
02.D1-J1の23456-D2-J2の123456(*GL)
03.D1-J1の3456-D2-J2の123456(*GL)
04.D1-J1の456-D2-J2の123456(*GL)
05.D1-J1の56-D2-J2の123456(*GL)
06.D1-J1の6-D2-J2の123456(*GL)
07.D1-J2の123456
08.D1-J2の23456
09.D1-J2の3456
10.D1-J2の456
11.D1-J2の56
12.D1-J2の6
13.D1-J1の123456-D2-J2の234567(*リアレンジバンド)
14.D1-J1の123456-D2-J2の3456(*リアレンジバンド)
15.D1-J1の123456-D2-J2の456(*リアレンジバンド)
16.D1-J1の123456-D2-J2の56(*リアレンジバンド)
17.D1-J1の123456-D2-J2の6(*リアレンジバンド)
さて、どういうことになって行ってるんでしょうかね。話を聞いてみましょう。
- 2019/06/27(木) 08:03:43|
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お久し振りです、
遠藤高帆氏は、公開データで待ってましたが如く
Stap非実在論をネット「kahoの日記」で主張して、
笹井先生や丹羽先生のことを「舐めてます」と、敵意まるざしの
政治的表現をしていました。
その主張は、コンブライアンス室が取上げ、外部有識者に査読依頼し、
5月19日、外部有識者から、遠藤stap否定所見を否定する
報告書が回答されていました。
問題なのは、この3日後です。続きます
2019/6/23(日) 午後 8:10[ Ooboe ]返信する
続きです。
その3日後の22日、
いきさつは、掴んでいませんが‼️
遠藤氏は理研本部に於て幹部らにスライドで新たな
「stap否定トリソミー論」を説明しています。これに対して
理研は、6月3日遠藤氏に対し、
内部組織の「科学者会議」で議論するよう指示しました。
3月の遠藤stap非実在論の外部査読による否定回答があった
ばかりてすから。当然、その「stapトリソミー論」の遠藤
発表は慎重に対応指示されてます。
ところが!です。
続きます。
2019/6/23(日) 午後 10:32[ Ooboe ]返信する
遠藤氏stapトリソミー否定論の発表は、
内部組織の科学会議での検討を経てからとの指示は、
3月に笹井先生への敵意のネット主張をしていた遠藤氏の
ことですから、理研幹部は適切な指示でした。遠藤氏のこの、
stapトリソミー論の情報は、早い段階でメディアに流れて
いて、毎日須田記者は遠藤氏に取材交渉を試みていますが
NHKと日経サイエンスが6月11日、遠藤stap否定トリソミー論を
スクープしました。おそらく、NHKは、須田氏より、かなり先に
遠藤氏との交渉が成立していたのでしょう。
遠藤氏は6月3日理研本部の指示であった理研内部での検討という手順を踏まず、いきなりメディアに発表させていたことになります。
更には、暗躍がありました。
笹井CDB体制否定に暗躍していた反笹井派GDはCDB解体の提言を
招いてしまうのに、遠藤氏解析、若山偽称第三者機関解析を提言書に
盛り込ませるべく6月12日に東大、岸改革会合に招くよう
ある東大委員に働きかけたのでしょう、メールで暗躍しました。
2019/6/23(日) 午後 11:19[ Ooboe ]返信する
この東大権益を下心と思われても仕方ない、東大利権の岸氏改革委員の
CDB解体提言に利用されてしまった遠藤氏解析、
6月3日の理研内部検討指示を無視
発表される運びを画策されてしまいます。3日後の
6月6日
生物学分野から唯一の改革委員の1人(東大委員でしょう)
他の改革委員へのl提案メールを須田記者がUPしてくれてます。
「ご相談ですが、この二人(若山、遠藤)を我々の委員会に正式に招聘し内容を聞く機会をもつ、というのはいかがでしょうか?ネイチャ論文の
内容を揺るがす結果があるということを理研とともに委員会で共有し
それに基ついて、提言するという姿勢が大事だとおもいます。」
ネイチャ論文を揺るがす内容とは、
遠藤stap否定トリソミー説を3日前
理研は内部検討の指示を出したばかり
であるのに!です。理研と共有???
2019/6/23(日) 午後 11:59[ Ooboe ]返信する
さて、須田記者はこの改革委員のメール情報をキャッチしたメールは
6月6日です。
理研本部が遠藤氏に内部検討を指示した6月3日からは
実質たったの2日間て改革委員が
遠藤解析の改革委員会での発表にこぎ着けさせようとするまでの、経緯は
様々に暗躍したCDB反笹井派の存在が有ったということを示唆されます、須田氏がこの情報をキャッチしたのも須田氏に自己点検委員会草案リークなど、し続けた反笹井派のGDが想定されます。
このGDらは、遠藤氏への理研本部指示を
知らされ、指示に従えば、若山解析結果発表と効果的なセットでの発表が先伸ばしになってしまう危惧から
12日に予定されている最終改革委員会に二人を招聘させ、
改革委員会提言の中に、まだ内部科学会議で検討もされてないのに
遠藤解析結果を盛り込ませるべく画策していたことが
見えてきます。
2019/6/24(月) 午前 0:44[ Ooboe ]返信する
3月「遠藤Stap非実在論」が外部有識者の
査読報告で5月19日否定され、
同じ遠藤氏の「Stap否定トリソミー論文」は
検討や査読されることなくメディアにスクープ され
東大利権の岸改革委員会のCDB解体の根拠に利用されました。
笹井先生の精神的ショックの中で
日本の基礎科学発展への思いを込めて
取り組んで来られたCDBが、解体される
ことになったこの提言は一番こたえたと思います。
遠藤解析発表の経緯からでも
ES混入小保方stap否定、と竹市、笹井体制否定の凄まじい暗躍の存在を
伺うことが出来ます。
この暗躍は様々にリンクしていて遠藤氏事案だけではありませんけれど
学さんのこのエントリーで
是非お伝えしたいという思いが強くなり
長々とお邪魔しました。
ありがとうございました。
2019/6/24(月) 午前 1:18[ Ooboe ]返信する
- 2019/06/24(月) 06:30:26|
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