2014年2月13日に理研のとある職員当てにSTAP論文に疑義があるという通報があったため、理研は法令に基づく調査に入った。3月31付で調査結果(石井調査)が公表されたが、小保方さんによる不服申し立てに再調査不要という調査結果(渡辺報告)が5月8日にでて、小保方さんによるゲル図表の改竄、博論テラトーマ画像の使用の2点が研究不正と結論され公表された。
論文の主張する"新たな多能性細胞の発見"という大きな研究成果に対して、不正調査結論があまりに微細な不正指摘であったため、マスコミが騒ぎ、世論は研究結果自体の捏造の有無を問うた。理研は残存試料の調査と小保方さん本人も加えた再現実験を行い、前者は12月25日に所謂桂報告としてまとめられ、STAP細胞は昔若山研で作られた太田ES(受精卵ES)、当時いた学生の作ったGOF-ES(ntES)および若山さんが作ったコントロールES(受精卵ES)の三種の既存ES細胞を使った捏造細胞であったと結論された。
また、再現検証実験では若山さんは参加しなかったため別の研究員によって、丹羽さんと小保方さんの作った所謂蛍光細胞が論文通りのやり方でキメラ胚移植されたが、キメラはできなかった。その結果は相沢論文と丹羽論文として翌年に公表された。加えて桂報告も翌年にネイチャーのBCA報告(松崎報告)として国際的に開示された。そのタイトルはSTAP cells are derived from ES cells(STAP細胞はES細胞由来である)という端的なものであった。
この松崎報告の間違いは以下の我々の写真によって証明されている。
この捏造論文ができた最初の直接の原因は、実際には小保方酸浴細胞をntES化して研究する目的で作られていたキメラを、上記写真にあるように、酸浴細胞をナイフカット手法によって移植した結果できたキメラだと言った若山さんの嘘であったが、若山さんは論文を書いては居ない。若山さんは当初小保方さんをリクルートするためにラボの中で些細な嘘をついたに過ぎなかった。その嘘が時の経過経緯で、とりわけ理研が小保方さんをリクルートしたことによって、捏造論文化されてしまったために、責任を特定個人に帰すことができず、犯人は分からないという曖昧な結論が構築され、世論の鎮静化が図られたのである。小保方さんは博士号を剥奪され、生贄の山羊とされた。
試験管内三胚葉分化する小保方さんの発見した細胞の正体は未だ分かっていない。
以上
- 2019/07/27(土) 08:35:45|
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