2ntブログ

一言居士の独言

AC129を巡る問題17

ため息氏の話は止めだ。あほらしい。中止。戻ろう。

GOFのFI-SCは無ければおかしい。
GOFのFI-SCは無いのにあると聞いたか誤解してた場合には実験はどうなるか。
ここに戻ろう。

(論文の中のGOF-由来FI-SCの写真)

Figure 2-b

FI-SC13.png

Figure 3-a

FI-SC29.png

Figure 3-c

FI-SC33.png

Figure 3-e

FI-SC35.png

Extended Data Figure 5-c,d

FI-SC41.png

Extended Data Figure 5-e,f

FI-SC42.png

Extended Data Figure 6-c

FI-SC34.png

これらの実験写真はOct4-GFPの挿入された、つまりGOFマウス由来のFI-SCが無ければ行えない実験です。
我々は小保方細胞はあるのだが、若山さんがその細胞核を使ってntESを作り、違いを調べるという別の実験を始めたことによってキメラが作られ、リクルート上の理由からヴァカンティと対立することになった経緯があって、その事実が小保方さんに知らされないままになってしまったことが、この事件の根本的真相だと述べてきた。

理由はともあれ、キメラを捏造したのは誰かということに関して、我々は犯人は若山さんだと言っている。そして小保方さんには論文作成に関して不正があるが、その不正を誘発させたのは、経緯はともかくとして、キメラが作られた真の理由を隠していることになった若山さんの責任が大半なのだと指摘している。

しかしながら、ここにGOFマウス由来のFI-SCが使われた実験があって、もし本当にGOFマウス由来FI-SCが、若山証言の通りに、無かったのならこの実験は捏造である。理由はともあれ、若山さんは我々の見るところ、ntES化してキメラを作ったことを最後まで白状しなかったことによって、この大捏造事件の主犯となっている。そして犯人であるのなら、GOFのFI-SCは作ってないという証言が嘘であることは理解しやすいことである。
他方、もし、若山さんのこの証言だけは本当であったらどういうことになるのか。キメラの作製に関する責任とは無関係に、この実験はそれと同等の捏造操作である。これはキメラができているから誘発されたというような言い訳のできないレヴェルの捏造になる。

桂報告書はGOFのFI-SCは無いという若山証言を信じ、かつ調べた範囲で、見つけていないことによって、GOFのFI-SCは無かったと結論付けた。つまり小保方さんの捏造だと断じる結論を出していながら、小保方さんを訴訟しなかった。桂報告書25Pは以下のように書く。
>>
(評価) Letterに使用されたFI幹細胞CTS1にOct4-GFPの挿入がないことが実証された。またこ の細胞株以外にOct4-GFPが挿入されたFI幹細胞が作製された事実も明らかにできなかっ た。 一方、2回目のFI幹細胞作製の際の若山氏の実験ノートにマウスの遺伝的背景の記載は なかったことから、2回目に作製されたFI幹細胞株は、GOFマウス由来のSTAP細胞から樹立されたFI幹細胞にES細胞FES1が混入し、これが残存した可能性は否定できなかった。 以上より、本調査委員会では論文に記載されたOct4-GFPが挿入されたFI幹細胞株が作製された証拠を得ることはできなかった。したがって、LetterFig.2b-e、Fig.3, Extended Data Fig.5、Extended Data Fig.6はOct4-GFPが挿入されたFI幹細胞株ではなく、 Arc-GFP/CAG-GFPが挿入されたFI幹細胞株またはOct4-GFPが挿入されたFI幹細胞株と Arc-GFP/CAG-GFPが挿入されたES細胞FES1の混在サンプルによって作製された可能性があると判断した。 しかしながら、前述のとおり、調査により得られたすべての証拠を総合しても ES細胞混入の行為者が特定できず、研究不正とは認められない。


恐るべき内部矛盾を包含した支離滅裂の文章です。こんな文章は間抜けな人間以外には絶対に書けません。中二から高校低学年以下の知能でしょうね。センテンス単位で書き手の間抜けさを指摘していきましょう。

>>
Letterに使用されたFI幹細胞CTS1にOct4-GFPの挿入がないことが実証された。

捏造されているかもしれないサンプルに対してどこで使用されたなんてことを書くこと自体が論理力が中二です。ここは残されてFI幹細胞CTS1とラベルされているサンプルにOct4-GFPの挿入がないことが実証されたと書かねばならないところです。それもWGSで調べたと書くべきでしょうね。

>>
またこ の細胞株以外にOct4-GFPが挿入されたFI幹細胞が作製された事実も明らかにできなかっ た。

今、書き手が実証したのはCTS1にはOct4-GFPが無かったということです。残されているFI幹細胞にはCTS11~13とラベルされている3株がある。CTS1にOct4-GFPが無かったと書いたら、次に証明しなければならないのはCTS11~13にはOct4-GFPがあったか無かったかです。これを素直に書いたらいいんでしょ。ところがこれが書かれていない。CTS1はWGS解析されているが、CTS11~13はシーケンシングされたと書かれているだけで、細胞リストのGFPタイプの欄にはCTS1とCTS11~13はどちらもまとめてAcr-CAGと書かれている。
これを読むとOct4-GFPも調べた結果無かったかのように思われるが、調べたとはどこにも書かれていない。ただし、Acr-CAGがあることは確認されている。
つまりこの文章はCTS11~13のOct4-GFP挿入の有無を確認してないときの書き方になっているのである。二種の細胞が混じっていたり、一つの細胞の中に二種のGFPが挿入されることは普通にあり得ることですから、ひとつづつ厳密に確認していかないといけない。ところが、こう続く。

>>
一方、2回目のFI幹細胞作製の際の若山氏の実験ノートにマウスの遺伝的背景の記載は なかったことから、2回目に作製されたFI幹細胞株は、GOFマウス由来のSTAP細胞から樹立されたFI幹細胞にES細胞FES1が混入し、これが残存した可能性は否定できなかった。

まず、ここで一方と書いて、話を転じているのだが、では今までの2センテンスは何の話をしていたのか。当然、ここで2回目のと書いている以上、1回目の話をしていたことになる。CTS11~13の話ではなかったのだ。一回目で残されているFI-SC関連の細胞サンプルはCTS1だけである。それなら、最初の「またこの細胞株以外にOct4-GFPが挿入されたFI幹細胞が作製された事実も明らかにできなかっ た。」というのは一回目にもっとたくさん作られていたかもしれないが、それは見つけられなかったという意味になる。
なぜ、出だしに、まず1回目の実験では、と書き出さなかったのか。論理力の低劣さが下地にありますね。如何に国語力がないか。或いは、まあ、間抜けな嘘つきか。

一回目の実験ノートに何株作られたのかが書かれていたのかに関して何も語っていない。ナンバーはCTS1から11に飛んでいて、その間の細胞はどうなったのかについて実験ノートに書いてないとお作法に反するのではないかな。若山さんのノートの書き方の杜撰さは指導したかね。2回目の実験でマウス背景を書いてないのはノートの書き方としては問題ないのかね。NHKにどうして流出させて、なんてルールを知らない奴だと揶揄しなかったのかね。

「2回目に作製されたFI幹細胞株は、GOFマウス由来のSTAP細胞から樹立されたFI幹細胞にES細胞FES1が混入し、これが残存した可能性は否定できなかった。」という部分は何を言ってるか分からないよ。2回目にはGOFマウス由来のSTAP細胞があった可能性があるのかね。つまり、若山さんが作った覚えはないということを否定する可能性を認めたのかね。若山さんが嘘をついているという前提があったのかな。はっきりしてもらいたいね。それともここは単に若山さんが記憶違いをしてた可能性を考えたという意味なのか。もし単に記憶違いなら、実験ノートの不備は小保方さん並みに指弾されないといけない。重大な落ち度だ。
なぜならば、GOFマウス由来のFI-SCがつくられていたのなら、レター論文には基本的に嘘が無い。しかし、もし作られていなかったのなら。小保方さんに、キメラがなぜできたのかという疑義とは全く別の、重大な捏造実験嫌疑が発生するからだ。

センテンスごとに確認して行こうとしているが、まあ、なんと事実と事実の証拠の提示されていないことか。若山さんの実験ノートは一部たりとも添付されていない。Acr-GFPは調べたがOct4-GFPの有無はレトリックで無いことを臭わせだけで、事実叙述が無い。Oct4-GFPは調べた上で無かったと明確に書かれていない。実に気持ちの悪い文章である。この文章自体が捏造文章だと言っても過言でない、素直な記述が全然ない。精神病者の書いたような文章である。
ここまでひどいと読むに堪えないね。
最後に<調査により得られたすべての証拠を総合しても ES細胞混入の行為者が特定できず、研究不正とは認められない。>という結論が置かれているが、Oct4-GFPのFI-SCが無いのにレター論文が書かれていたら捏造だということは誰にでもわかる理屈だ。ES細胞混入の行為者なんてこのFI-SC実験の捏造に無関係でしょう。よくこんな報告書出せたな。

論文はGOF由来FI-SCがあると書かれている。報告書は無かったと仄めかしているが、確定証拠を挙げていない。無かったら捏造です。あったら若山さんの嘘です。どちらにせよ、不正があったんだ。何が「研究不正とは認められない」だ。頭大丈夫か。


(小保方さんの勘違いということがあるのか?)

小保方さんは幹細胞は作れない。ただし、一度だけFI-SCを作ってみたことがあるができなかったと言っている。では、この写真は若山さんが作ったもので、仮に若山さんが作ってないのだったら、小保方さんの捏造です。これって、GOFのSTAP細胞を7日間Fgf培地でTS-like細胞を誘導しているところの写真ですよね。7日目にon feederで継代に入る。STAP細胞は酸浴7日後に樹立されるが、その後1週間で死滅していく。このFI-SCは継代段階に入っていますね。この段階に持ち込めないから、小保方さんは自分ではできないと言ったんでしょ。ここにできてる写真がある。若山さんが作ったんです。さもなければ、つまり、小保方さんの捏造なら、これは単なる写真のトリックです。F1のFI-SCを渡されてGOFのFI-SCだと聞き間違えたとか勘違いしてたとか言うことは無いんです。

Figure 2-b
FI-SC13.png

どちらかが不正をしているということが分かりますよね。

STAP細胞をES培地で誘導すると樹立1週間後に死ななくなるんですね。
STAP細胞をTS培地で誘導すると樹立1週間後に死ななくなるんですね。
で、桂報告書はこれが太田受精卵ESであったと言ってるんでしょ。
太田ES細胞をTS培地で一週間培養して見たらいいじゃないですか。
やってない。コントロール実験が何もない。簡単に出来ることなんですけどね。


次はExpandable ES-like cells です。FI-SCとして樹立された後、それをES培地に移す。そしたらES並みにGFPが蛍光を強めるんです。これって、GOF由来FI-SCの実験ですよ。Acr-CAGのFI-SCではできません。従って、小保方さんの捏造なら写真のトリックです。トリックなら簡単にできる。でも、これが研究不正とは認められないですって? 逆に若山さんの嘘だったら、人を陥れる犯罪ですよ。
頭大丈夫か?

Figure 3-a
FI-SC29.png


次の実験はまずGOF由来FI-SCをIntegrin α7でFACSにかけ、TSマーカーを発現している細胞を選別する。はっきりTS-Likeの細胞だったぞという証明です。そしてそれをES培地に入れたら、ゼロ日目にはわずかしか光ってなかったESマーカーであるOct4-GFPが5日目には強く発現し始めたぞという証拠写真です。これも捏造なら写真の工作です。Acr-CAGのFI-SCをGOFのFI-SCだと勘違いしていて出来る実験ではありません。


Figure 3-c
FI-SC33.png


問題はこれらの実験に関しては木星リストに実験のサンプルが残されているか否かであるが、まだよくわからない。前回の調査では外した21番かもしれない。


FI-SC43.png


次はMEKiの実験です。MEKiを入れるとTS-like natureの細胞はFgf4シグナルを阻害されて生きていられなくなり、死滅する反面、MEKiはES細胞の成長促進剤でもある。従ってこの実験はまず左で、FI-SCが死滅して、かつES細胞のコンタミが無いことを証明している。
左は意図的にFI-SCの中にGOF由来ESを入れている。だからFI-SCが死滅していることと意図的に入れられたESが増殖していることで、ちゃんとそれがESの成長促進剤だということを証明している。このFI-SCも無論GOF由来でないといけないし、そうだと書かれているが、この実験はAcr-CAG-GFPのFI-SCを使っても同じ結果になる。なぜならどちらも結果は死滅するのでGFPは光らない。ただし、MEKiを入れる前の蛍光写真があるとFI-SCのOct4-GFPは弱くしか光らないが、Acr-CAG-GFPは強く光るから区別できる。でもこの実験では事前の写真は無い。

Figure 3-e
FI-SC35.png



これも上述したように、事前の写真をつけなければF1のFI-SCを使って捏造することもできるが、そんなことしなくても捏造なら写真の操作だけで十分できる。


そして、いよいよですね。

Extended Data Figure 5-c,d

FI-SC41.png

実験した試料が残されている。先ほどまでは他の写真を使って捏造しようと思えばできると書いた。無論この写真も同じです。しかし、この実験には試料があって、実際に行っているんです。めんどくさいことする捏造者ですよね。
a,bはGOFのES細胞を使っている。c,dはGOFのFI-SCです。


FI-SC7.png


青文字は寺下さん、黒は小保方さんのようでした。2013/4/4のリヴァイズ要請を受けて2013/5/14と2013/5/15に査読者画指示に従ってJAKi検証を行った。
査読者は別にGFP蛍光で調べろとは言ってない。免染で調べたらわかると書いている。以下でしたね。しかし、小保方さんはPCRとGFP蛍光で行った。
>>
The authers suggest that STAP cell-derived TS-like cells are distinct from embryo-derived TS cills, but the data for this are not desisive and could be attributed to persitant contamination with STAP cells or ES cells(which could explain the occasional Nanog positive cells). Presence of ES cells could be excluded by culture in the presence of JAK inhibiter, and monitored by Oct4 and Nanog immunostaining.


そしてその試料が残されている。つまりGOFのFI-SCである筈のRNA試料が存在しているということです。木星リスト18番の内容は以下でした。

(上段 8本)
①ES RNA 5/14 2本
②TS RNA 5/14 2本
③JAKi- RNA 5/14 2本
④JAKi+ RNA 5/14 2本
(下段 45本)
⑤E7.5 RNA 4本
⑥TS RNA 2本
⑦CTS RNA
⑧RNA
⑨CTS RNA 2013.5.15
⑩cardiac STAP d3 RNA
⑪cardiac STAP d7 RNA
⑫TS niwa-1 RNA 2本
⑬TS niwa-2 RNA 2本
⑭RNA Q1-1
⑮RNA Q1-2
⑯RNA Q2-1
⑰RNA Q2-2
⑱RNA Q3-1
⑲RNA Q3-2
⑳JAKi+ ES DNA
㉑JAKi- ES DNA
㉒lymphocyte RNA 2本
㉓GFP+ RNA
㉔GFP- RNA
㉕renal P3
㉖renal しんとうRNA
㉗cardiac fibro
㉘Hepatocyte p10
㉙Lung
㉚Liver
㉛heart


FI-SC44.png


JAKi-というのはそのままということです。
ES
ES JAKi
TS
TS JAKi
FI-SC
FI-SC JAKi
の6種類無いといけない。

⑭~⑲は何か。
それとこれはRNA試料だがどの程度までわかるものなのか。Oct4-GFPのプロモーター部分は無いのではないかな。

TSの実験に関しては若山さんの作製分は分化していたというから丹羽さんのでやってるはずですが、ESが又分からない。間違いのないものを使うならこれも丹羽さんの物である可能性がある。そうするとExtended Data Figure 5-a,bも丹羽さんのGOF-ESである可能性もある。
捏造であるか否かを調べるためにどこまで科学的には無駄な金を使うのかという言う問題もからんで、全部調べろということもできないとなると、そもそも試料の由来調査を先に行わなかった不備が後々まで響いている、というよりなぜ警察を入れなかったのかということになる。せめて聞いてわかる事位調査しろよということだ。丹羽さんには聞いているはずだがその公表もない。
要するに隠したがっているということになる。要するに調査したくないわけだ。事件とは無関係なことで隠したいことだらけということだね。

次のここまでくると泥沼だ。

Extended Data Figure 5-e,f


FI-SC42.png


見えている事実は以下だ。

①Oct4-GFPはJAKi添加前はESだけ光っている。JAKi添加後ESの蛍光も無くなる。
②CAG-BFPに関してはJAKi添加前はESだけ蛍光している。JAKi添加後もESだけ蛍光している。

②はCAG-BFPはESにしか入ってないから当然だ。Oct4-GFPは分化してしまうと消えるが、CAG-BFPは分化しても蛍光している。当然の結果だが、当然でないのは何のためにこんなコントロールをつけているのかという目的だ。
それはExtended Data Figure 5-a,b,c,dが写真のトリックじゃないということを証明するためだ。つまりES細胞は本当に入れてるのか。或いはFI-SCの写真は本当にFI-SCが入っているのかという疑いを晴らすためだ。これは更なるリヴァイズ時の要請かもしれないが、それを見た一般人はいない。桃子は三誌査読と再投稿時の4つしか読んでない。三誌論文の査読を桃子に流出させたのは若山さんということになる。というのも自己点検委員会はセルの原稿すら持ってないことになっていて、小保方氏が提出しないと述べているが、後には読んでる報告になっている。ここもおかしなところである。
ともあれ、それでも①のOct4-GFPはJAKi添加前でわずかでも光って無いとおかしいが、少なくとも持っているテキスト画像では見えない。見えないということは他の人も言ってるから、元画像を調べるしかない。

FI-SCはあったか、無かったのに小保方さんが捏造したかのどちらかで、小保方さんが勘違いしたということはない。自分で確認実験をしているのだから勘違いなどということはない。


情報が隠されているので実験に関して確定的なことは言えないが、一つだけ明確なことがある。


FI-SC41.png


このExtended Data Figure 5-c,dは有るか無いかのどちらかだということです。これは小保方さんの嘘ならキメラの捏造とは別の捏造です。キメラの捏造犯は若山さんですね。それは太田ESが若山さんの偽造だということによって桂報告書の結論が否定されていることから演繹される。GOF由来FI-SCはあったのだとするとすべては整合してしまう。しかし、あったという客観的証拠は今のところ見つけられない。RNAでわかるものならあるが、どうなのか。


(あのねさんへの残りの返事)


学ブログで道草しているときにあのね氏から質問があった。最後の質問に答えていないので、ここで返事を書いて置こう。

>>
あのね
一言居士さん

鉛の兵隊さんとの会話の途中に割り込んですみません。少し疑問があるので質問します。

>あなたは太田ESコンタミだという前提で考えておられるようですが、我々は違うんです。若山さんはそもそも最初から岡部マウスのF1で実験していただけです。
理研の行ったSNPs解析は、理研の意図はともかくとして、諸細胞の作製された順序まで分かる方法になっているか否かの話は、次の段階の話なんです。

「若山さんはそもそも最初から岡部B6マウスのF1で実験しただけなんです」についての質問です。相手の129X1(旧名Sv)マウスは雄ですか?雌ですか?B6マウスは雄ですか?雌ですか?若山研の交配担当メンバーがマウスを誤ってreciprocal cross させてF1マウスを作製した可能性はどうでしょう?また論文に書かれた、当時にCDBで配布されていた129carrying Rosa GFP マウスが存在していたのに、なぜ理研に飼育記録がないと一蹴され調査されなかったか?の理由の評論もお願いします。
お返事は一言さんのブログでも構いません。
2020/01/09 URL 編集


前半の質問には回答済なので、「また論文に書かれた、当時にCDBで配布されていた129carrying Rosa GFP マウスが存在していたのに、なぜ理研に飼育記録がないと一蹴され調査されなかったか?の理由」の部分ですね。
この"129を巡る問題"シリーズはそれを考え続けているのですから、答えは今からです。嘘を暴き出そうというのですから暴く方が何倍も大変ですね。暗号は作るのはたやすいが破るのが難しい。


まず「129carrying Rosa GFP マウスが存在していたのに、」と書かれているが、桂報告書は存在して無いと普通には読める書き方をしている。carrying Rosa GFP マウスはたくさんありますね。相沢さんの研究報告がある。でも129のcarrying Rosa GFP マウスは無いと書いているんです。普通にはそう読めるが、レトリックを弄して嘘を書いていると考えるなら、飼育記録がないと書いているので、どこかから買えばあったということにはなるし、そもそもTs.Marker さんが言ってるように、マウスは無くてもES細胞があったら若山研で4Nキメラ作成技術があるので、配偶子を採って復活させることもできます。
ただ、通常は科学者の報告というのはFACTベースで書かれていて、素直に読めばいいものなんですけど、桂報告書は違うんですね。彼らは丸く収めようとしているんです。どうしてかというと、この事件に自分たちが関わってしまっているから、第三者的に客観的断罪が出来ないんですよ。それは最初からわかっていることで、小保方さんを呼び戻したのは理研ですからね。呼び戻さなかったらこんな事件は無かったんです。だから遠因を遡って、誰の嘘なんだと言っても、近因は誰が考えてもお前じゃないかといわれてしまう。だから若山さんが犯人だとは言えない。若山さんは自分のラボの中で内輪のいろんな事情が背景にあった上で小保方さんとの間で嘘をついてたというだけでしょ。それを呼び戻して結果的には理研の特許絡みの話にしようとした。それは善意だったんだといっても、だからと言って全ての罪を若山さんに着せるなんてことは出来ないですね。
で、結局、若い小保方さんに全てを押し付けて逃げたんです。だから若山さんと理研内部の結託があるんです。
理研の結論は犯人は分からないというものです。当然ですが小保方さんも犯人ではない。でもどうしてキメラができたのかに関しては答えないと世間は許さない。太田ESを使った捏造だと。では犯人は分からないのだから小保方さんは今まで通り理研に務めて居られるかというと、それは世間が許さない。若山さんがESコンタミ捏造キメラなんて作るはずはない。あれだけの回数捏造しているんだから第三者でもない。小保方さんじゃないかと騒がれる。それで首にした。でも犯人は分からないことになっているから、彼女は論文不正をしたのだと理由付けした。そして博士号もだまして自主返上させ再試験で通さなかった。論文掲載料もお前が論文不正したからだと60万返却させた。責任著者たちには支払わせなかった。
バックには文科省があるということです。手記にも書かれているが、小保方さんは恐ろしかったから逃げ出したんですよ。たぶん正解でしょ。国の奨学金も使ってるから恩義にもなってたでしょ。ただほど高いものはない。結婚して自分のささやかな人生に戻るのがいいよ。組織の中をそつなく泳ぎとおすというのはなかなか運が居る。身動きとれなくなって自殺する次官だっているくらいだ。笹井さんも気の毒だった。政治の世界は面倒だよ。関わらないがいい。
ただし、文科省はこの事件そのものには無関係です。事件が天下り不正に及ぶのを恐れただけです。早い手打ちを望んだ。

後は暇を持て余しているいつ死んでも構わない年寄りたちが何の恐れもなく真実の追及を行ったらいいんです。あのねさんは現役なのだったら、あまり関わらない方がいいんじゃ無いかな。そもそも時間の無駄です。年寄りは生きてること自体が無駄だと自覚しているから、あなたがたとは立場が違う。一緒になって騒がないがいい。もう生き飽きたから殺してよと人に頼んでも誰も殺してはくれないんだよ。誰が殺人犯になってまで年寄りの望みをかなえてあげようとする若い人が居るよ。愛おしい孫がおじいちゃーんと言いながら自分の頭をふろおけの水の中に押し込んでくれるのが夢だという話をよく聞かない?
 

(Ooboe さんへの連絡)


まあ、冗談はさて置いて、Ooboeさんたちは自分のブログを早く開設した方がいいと思いますよ。そしてTs.Marker さん、和モガさん、根本さん、DORAさん位に知らせて、そこで自説展開して意見を求めていたら、人々が集まってきますよ。私にも知らせてくれたら伺います。その内興味のある人たちが読むようになります。
書き込む場所がないから学さんのところに間借りしているんでしょ。僕はあそこはため息氏と学氏はほぼ同一人物だと思ってますよ。同一チームかな。そこにいくらOoboe さんが書き込んでも悪口の対象になるだけで、世間の一般人は読んでませんよ。あれは興行手段です。珍しくないじゃないですか。
ため息なんてしたらば荒らしの犯人じゃないですか。金曜日にいつも出掛けている。ああ、これはジムさんしか知らない話でしたか。
パートナーさんに是非ブログ開設してもらってください。難しくないよ。何なら若い人に作ってもらったらいい。


(で、本題)


本題、何でしたっけねエ。
古墳の話が僕の本論の暇つぶしで、釣りの話が息抜きなんだけれど、129の件は気になって困る。分からないまま放置していると気になるからねえ。ほんとにやりたいことに集中できない。


(もう一度Ooboe さんへの連絡)

学さんのブログでは引用ができなかったのでこちらに書きます。


数字花咲かお爺さんが何か口から泡をお吹きなようですね。アワワワワと聞こえる。
Brief Communications Arising を学術論文だとおっしゃっている。理研からの緊急訂正報告ということでしょ。別にBCA論文と言ってもいいけどねえ。太田さんは博士さんなので学術命名規約なんて常識です。
>>
Obtained from H. Ohta. Full names: FES1: 129B6GFP1 FES male; FES2: 129B6GFP2 FES male; ntESG1: 129B6F1G1; ntESG2: 129B6F1G2.

129B6F1G1、129B6F1G2は129がメスだと書いてあります。中身はB6がメスだった。

Ooboe さんはそそっかしいんで僕のコメント読み落とされているようだ。代わりに僕が書いとこうかな。

>
数字花咲かお爺さんが何かフガフガおっしゃっているのでOoboeさんから日経サイエンスの取材に太田さんがどう答えたか教えてあげてください。
>>
この論文のこの細胞だと調査報告書に記載はないですが。
>>
細胞の名称についても特定論文のこの細胞であるという書き方をしていない。


日経サイエンス2015年3月号37P。
>>
大田氏は大田マウスから受精卵ES細胞を2株、核移植ES細胞を4株作っていた。これらのES細胞のどれかが、STAP幹細胞FLSの正体として有力視された(核移植ES細胞とは、あらかじめ核を取り除いた別のマウスの未受精卵にも大田マウスの身体の細胞の核を移植したクローン胚から作る。)
>>
この調査で核移植ES細胞は母親が岡部マウスであり、FLSやCLS[CTSの間違い:居士注]、2株の受精卵ES細胞は母親が一般的な白マウスだったことが判明。核移植細胞が候補から外れた。

ここで書かれている核移植細胞が、FLS等の元細胞を探そうとしていた調査チームの目的から不一致なので外された129B6F1G1、129B6F1G2で、桂報告書の細胞リストに挙げられているものだ。

①129B6F1G1 核移植細胞 GFPタイプAcr-CAG(ヘテロ) 性別♂ マウス背景B6N SLS♀/129+te CLEA♂ 凍結日2007/8/3
②129B6F1G2 核移植細胞 GFPタイプAcr-CAG(ヘテロ) 性別♂ マウス背景B6N SLS♀/129+te CLEA♂ 凍結日2005/1/20

中身のマウス背景とラベル表記のマウス背景が違う。これが問題だということですね。


「大田氏は大田マウスから受精卵ES細胞を2株、核移植ES細胞を4株作っていた。」だけでなく、京大に転勤した時にこれらの細胞を理研から持ち出した。日経サイエンス2015年3月号40P。
>>
大田氏はラベルに「129B6F1GFP FES1」と書き、この他に性別、凍結日、継代回数などを書いていたという。略号は、マウスの系統、蛍光タンパク室の遺伝子が入っていることを示す印(GFP)、受精卵から作ったES細胞を示す略号(FES-1)だ。注目すべきは蛍光タンパク質遺伝子の書き方で、GFPだけでは「何が光る」かは、分からない。太田氏によれば「細胞リスト表にはもちろん書いているが、当時、私が使うB6(黒マウス)はすべて岡部先生からの(精子を光らせる遺伝子と全身を光らせる遺伝子が入った)マウスだったので、GFPとしか書かなかった」という。太田氏は「(2010年に)すべて運び出したつもりだが、同じ株がCDBにあったのなら、私が置き忘れたのかもしれない」と話す。

「大田氏は大田マウスから受精卵ES細胞を2株、核移植ES細胞を4株作っていた。」のですから「(2010年に)すべて運び出した」中に含まれている。

①②のラベル表記されているものがそれです。基本的にラベルはまずは凍結細胞を解凍して株分けした時に太田さんが書く。この時にラベルと中身が違っていたらそれは大田さんの責任です。
まず②は凍結日が2005/1/20とされている。これは桂報告が書いている日付です。ラベルに書いてあったか否かは分からないが、聞き取りもあってそういうことになってる。つまり2005/1/20の日付は基本的には大田さんがそういってるんです。


この時の論文が調べられていて太田さんの2005年論文とOoboe さんが言ってるものです。表題は以下です。若山さんと二人の共著で責任著者は無論若山さんです。
>>
Generation of Normal Progeny by Intracytoplasmic Sperm Injection Following Grafting of Testicular Tissue from Cloned Mice That Died Postnatally

Biology of Reproduction, Volume 73, Issue 3, 1 September 2005, Pages 390–395, https://doi.org/10.1095/biolreprod.105.041673
Published:
1-Sep-05
Article history
Received:
8-Mar-05
Revision Received:
29-Mar-05
Accepted:


この論文は今山梨大若山研の関係論文アーカイブからは消されました。どうしてでしょうね。以前にはありましたけどね。私が持っているのはそれです。その後相沢さんにOoboeさんのパートナー氏が見せている。
論文は2005/3/8に提出された。細胞は実験の終わった2005/1/20に凍結されたんです。
これが129B6F1のセルトリ細胞から作られたntESです。無論細胞の性別はセルトリ細胞由来ですからオスです。メスにはセルトリ細胞はないです。129はterです。無論、B6は岡部マウスです。太田さんは精子の研究者ですからね。でもここではG1という言葉はありませんね。


129B6F1G1という言葉が出てくるのは2008年論文です。表題は以下で、太田さんがファースト・オーサーで坂出さん、山形さん、若山さんの4人の共著論文です。
>>
Increasing the Cell Number of Host Tetraploid Embryos Can Improve the Production of Mice Derived from Embryonic Stem Cells

Published:
1-Sep-08
Article history
Received:
12-Dec-07
Revision Received:
9-Jan-08
Accepted:
25-Apr-08


論文は2007/12/12に提出された。細胞は実験の終わった2007/8/3に凍結された。
この論文で使われたF1の一つが129B6F1G1と名付けられていて、2005年論文で作られたntESを流用したと書いてあるんです。メスが129でオスがB6とこれはちゃんと文字で書かれている。


大田さんはntESを4株作った。提出されたのはそのうちの2株で、2005年と2007年の凍結分です。2007年分が129B6F1G1だということははっきりしている。129B6F1G2は2005年分を後に名付けたのではないかと推測されるがこれも調査が無いので分からない。そして残り2株は、調査チームはアクロシンが入っているものを取り寄せたかったのでしょうから、多分論文に使われている別のF1でしょうが、桂報告は調査して無いのでわかりませんね。仮に全部岡部マウス関連細胞だったとして以下ですね。
そうでない限り山梨で入れ替えたということになる。

①129B6F1G1 [論文記載背景129+ter CLEA♂/B6N SLS♀] (ラベル記載細胞) 2007/8/3初期保存凍結
②129B6F1G2 [論文記載背景129+ter CLEA♂/B6N SLS♀] (ラベル記載細胞) 2005/1/20初期保存凍結
③桂調査背景B6N SLS♀/129+ter CLEA♂ (チューブの中に入っていた細胞)
④桂調査背景B6N SLS♀/129+ter CLEA♂ (チューブの中に入っていた細胞)

大田さんの間違いだったら③④を解凍してラベルを①②と書いたということになる。しかも凍結日を論文に対応して桂調査に答えていることになる。③④が何かということはパートナー氏が本人に確認しているが答えない。③④には少なくともG1という言葉は無いはずです。だから間違えようがないんですね。


大田さんは少なくとも①②を若山さんに正しく送っているんです。中身を雌雄逆の細胞に入れ替えたのは若山さんです。どうしてかというと、FLSは僕が言ってるように小保方細胞核使用ntESなんですよ。あのね氏に説明したように、小保方さんがESコンタミ捏造犯でない限り、テラトーマからアクロシンが出たからには、最初の成功キメラマウスを作るときに若山さんから渡された赤ちゃんマウスのB6は岡部マウスだった。ntES側を余り調べられたくなかったんですよ。だから自分の持っていた雌雄逆のntESに入れ替えて、注意がntESに行かないようにしたんです。ntESはミトコンドリアDNAをその気になって調べられるとばれる可能性がある 。無論、FES1とFES2の中身はFLSです。これも入れ替えられている。太田さんはラベル情報の提供をしただけの結果になった。
理研はFES1とntESG1を若山研から取り寄せた。東北大はFES1,FES2,ntES,FLSを若山研から取り寄せた。東京大学にNHKが依頼した細胞も当然若山さんのところから渡していますね。FES2とntESG2は東京大学からではないですか。












  1. 2020/01/06(月) 08:29:53|
  2. AC129
  3. | コメント:0
<<AC129を巡る問題18 | ホーム | AC129を巡る問題16>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

ichigenkoji

Author:ichigenkoji
したらばから引っ越しました

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

新設・STAP事件簿 (1)
引っ越し・古代史ブログ (1)
引っ越し・釣りブログ (1)
ミトコンドリア (2)
AC129 (20)
一枚報告 (1)
一枚報告補記 (9)
STAP事件 (44)
桂報告書疑義 (6)
Ooboeさん情報 (25)
学さんブログ検討記録 (39)
小保方さんの論文 (6)
ネイチャー査読 (1)
レター論文 (5)
プロトコル (2)
kahoの日記 (1)
遠藤論文 (6)
取り下げ趣意書 (1)
丹羽検証論文 (4)
李論文(アブストのみ) (1)
李履歴書 (1)
李感想問答 (1)
非ヒトES動物 (2)
その他 (0)
廃棄 (0)
糞チャンコロ (1)

検索フォーム

RSSリンクの表示

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR